Event Quest: Aqua Vacation Thermae Panic!

水の都「アクウェス」の名物である淡く輝く樹。
その花を使ったハーバリウム教室に
{0}は特別ゲストとして呼ばれた。

講師のサポートを受けながらリハーサルを行うも、
花びらの輝きを保つ保存液の扱いが難しく
思わぬ苦戦を強いられる{0}。

しかし、責務を果たすため
{0}は根気強く作業に取り組み、
本番では見事なハーバリウムを作り上げた。

{0}の新たな一面に、
参加したファンたちも感動の拍手を送る。

ファンの１人がそのハーバリウムを撮影し、
ブログに投稿したところ
マニアの間でかなりの反響を呼んだ。

それ以来、{0}のヒーローイベントでは
お手製のハーバリウムが少数販売されることになり
伝説のレアグッズとして語り継がれているらしい。

旅番組の撮影で、ロケ地である
水の都「アクウェス」を訪れた
{0}と{1}。

街中の水路を流れる清らかな水と
淡く輝く草花が織りなす景観は美しく
撮影だということを忘れて楽しむ２人。
穏やかな雰囲気のまま、撮影は順調に進み
番組は終盤に差し掛かる。
旅の最後のスポットは、噴水のある屋外浴場だった。

スタッフからの情報によると
知る人ぞ知る、縁結びの名所でもあるらしい。
並んで浴場の縁に腰掛けた
{0}と{1}は
必要以上に相手を意識してしまい
どちらからともなく頬を染めるのだった。

２人の初々しい様子が配信されると
視聴者からの好評なコメントが相次いだ。

それからほどなくして、水の都は
{0}と{1}の
ファンから聖地と呼ばれ
観光地として更に人気を高めた。

水着のプロモーション撮影のため、
４人のヒーローが水の都に招集された。

普段から観測されることに慣れているヒーローたちだが
手渡された水着の開放的なデザインに唖然とする。

水の都ではこれくらいが一般的だと笑って
スタッフは控室を出て行ってしまった。
撮影は目前に迫っている……。

仕事のためと、覚悟を決めた{0}は
ヤケクソ気味に水着を着用する。
{0}を独りにするわけにはいかないと
{1}も水着に足を通したが
鏡に映る自分の姿に顔を赤くしている。
{2}は固まったまま動けずにいた……。
３人の姿に、{3}は何かを閃いた――

ヒーローたちは、水着の上にカーディガンを羽織って
撮影に臨んだ。
水の都では珍しいスタイルだったらしく
スタッフからの評判も上々。

カーディガンを持ち歩いていた
{3}の機転に皆が感謝したという。